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学生募集

研究室への参加を希望される方へ

教授からのメッセージ:

研究チームは異なった知識、異なった技術、様々な視点を持った人々から構成される方がより強力であると考えています。困難に当たったときも、いろんな知識を結集してこそ解決の糸口がみつかるものです。また専門が異なるからこそ、いろんな視点を共有し合えますので、より良い研究成果につなげることができます。出澤研究室では出身学部や専門分野にとらわれず、いろんなメンバーが集まって楽しく活発な研究生活を目指しております。学部学生から博士研究員まで様々な方々の研究参加を歓迎いたします。比較的自由度を持って研究しておりますので、興味を持ったら遠慮なく問い合わせてください。

博士課程大学院生(取得学位:博士(医学))

医・歯・獣医学部卒業者又は翌年3月卒業見込の方、あるいは他学部卒業者で大学院修士課程修了又は翌年3月修了見込の方が対象となります。 期間は4年間となります。出願時期は8月上旬ですが、詳しくは大学のホームページをご覧になってください。

学部学生の参加

医学科の学生は3年生での基礎配属で受け入れを行っておりますが、これにとらわれず基礎研究の世界に興味を持ち研究に直接触れてみたいと思ったら、遠慮せずに是非問い合わせてください。歓迎いたします。当ラボでは本格的に研究を行い、学部学生であっても国際雑誌に論文発表している学生もおります。

大学院関係および研究参加に関する問合せ先:
Mari Dezawa, MD, PhD,
Professor and Chair,
Department of Stem Cell Biology,
Tohoku University Graduate School of Medicine,
Seiryo-machi 2-1, Aoba-ku, Sendai 980-8575
e-mail: mdezawa*med.tohoku.ac.jp
(メールアドレスは「*」を「@」に変換してください)

研究を目指す人たちへ

出澤の研究モットー

  1. 失敗は形を変えた恩恵である。失敗は成功のための重要なステップです。失敗したら失敗を分析することです。また失敗の中に大ヒントが隠されているかもしれません。
  2. 十分に勉強せよ。勉強したら今度は全てを忘れて、自分の感性と自分の目を信じて目の前に繰り広げられる現象を良く観ること。「知らない」ということよりも「知っている」ことの方がむしろ障害になることもあるのです。教科書に書いてあることが本当に正しいとは限りません。新しい概念の提唱は既成概念にとらわれない自由度を持った洞察から生まれます。
  3. 忍耐がチャンスをもたらす。研究には粘り強さが必要です。
  4. インスピレーションを大事にせよ。勘や第六感は研究において、やはり大事です。

指導内容

  1. 研究テーマ:相談の上で決めます。当研究室の既存のテーマに参加することが原則ですが、新しい視点からの提案も受け入れます。ただし、研究のstrategyが明確であることが前提です。
  2. ラボミーティング: 毎週火曜日9:30から連絡会議をしています(教授はダラダラしたミーティングが嫌いなので、大抵は10分から15分でさっさと終了、30分を超えることはほとんどない)。同じく火曜の10:00から研究のdiscussionをします。隔週に一回の割合で各自の研究データーを持ち寄って討議します。またこの研究discussionの他に、一ヶ月に一回は“information club”を行い、主だったjournalに発表された研究内容の情報交換の場としています。どの人がどのjournalをsearchするかは担当制にしておりますが、一応自分の領域に関連するjournalをあてるようにしております。
  3. 論文:first authorの英語論文を2-3年で一報、を目標としております。ただし論文量産型はあまり賛成ではありません。大きな内容であればじっくり時間をかけて仕上げる覚悟も必要でしょう。
  4. Mentor制:大学院生、学部学生の指導は基本的に教官一人を指導者としてマンツーマン教育体制としております。ただ、スタッフはそれぞれ得意な技術を持っていますので、技術的な指導はスタッフ全員で当たるようにしています。
  5. 学会:成果がある程度まとまった段階で、日本解剖学会、日本顕微鏡学会、再生医療学会、神経科学学会、分子生物学会や各種シンポジウムでの発表を推奨しています。自分から参加したい学会がある場合、申し出があれば積極的に参加するよう促しています。国際学会は英語での討論に足る語学力を有することが条件です。
  6. レクリエーション:研究は楽しくやらなくてはなりません。眉間にしわを寄せて暗い顔をしていては駄目です。またストレスの無い楽しい職場環境は研究に集中し効率を上げるためにもっとも重要な要素です。当ラボでは「レク担当大臣!?」が設置され、バーベキュー、ピクニック、イモ煮会、忘年会等を開催しております。そのほか、何かの理由を付けては「食べ放題、飲み放題、言いたい放題」の飲み会も随時行っております。
  7. 他学部出身に関して:これまでの当ラボの研究成果は医学部だけでなく理学部、工学部など多岐にわたる専門家と共同して発展させてきたものです。狭い考えにとらわれることなく、幅広い知識の結集を目指しておりますので、他学部出身であっても全くこだわることはありません。スタッフになれるチャンスも実力と実績次第です。
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